■Day3
星星峡オフロードラン
星星峡の宿泊施設、招待所を出発、5〜6q走ったところでサポートカーが戻って行く。忘れ物か?バイクの集団も待つことになるが旅行会社の社長さん、オフロードを走れ!で、突然不整地を走ることになった。
私は全線舗装されたシルクロード、大好きなオフロードランはあきらめていたので待ってましたと走り込む。
中国製バイク力帆号は非力なパワーのため、ダイナミックなカウンターが切れず「ちまちまカウンター」になってしまう。またパワーバンドが狭く、フロント荷重を多くしているのかウイリーも難しい。更にギャップの連続したところを飛ばしたら、テールライト類が付いているフェインダーが折れてしまった。
重心が高く、ダンパーが効かないサスで更に走り続けると、どこが壊れるか分からないので、走るのを止めてしまった。
このバイクは最高速度は90qで、都市と都市の間を走ることは想定していないようだ。乗りやすくするためか2次減速比を大きくとってある。リヤスプロケットを少し小さいものにしたらスピードは出ると思うが、オプションであるのかな?
ゴビ砂漠を走り哈密まで
シルクロードのスタート地点の西安から哈密まではゴビ砂漠であり、今日は空がきれいである。途中けっこう高い山があるが山ゴビと呼ばれ、やっぱり砂漠なのである。
そのシルクロードは何時間走っても砂漠であり、景色は変わらない・・・私はそれを求めて走りに来ているのであり、舗装されていなければもっといい。
市街地を抜ければ砂漠の中のただ一直線の道、途中いくつか有料道路らしきところがある。しかしバイクは無料、料金ゲートをくぐり抜けサポートカーを待つが要領が分かり、走りながら待つこともできるようになった。いわゆるローリングスタートである。打ち合わせなしの千鳥走行も一発で決まる。ツアー参加者はバイクの達人と思える。
シルクロードといえば砂漠にラクダ、それは無理かと思っていたが結構ラクダはいたのである。聞けば現在は野生のラクダはいないとのこと。ほとんど人間のために飼育されているとか。でも砂漠でラクダに会えてやっぱりシルクロード!。
オフロードラン、走っていたらテール部がもげた。翌日にはメカの人が直していてくれる。ゴムバンドで止めただけであったが。
オフロードラン終了後、バイクのあちこち壊れたところを修理、ボルト、ナットの増し締めにスタッフ総動員。
一日走っても景色はこのまま。コンビニは無いがガソリンスタンドはある。
走行中興奮気味のラクダが道路へ出て来そうだった。90qでラクダにぶつかったら勝てない。砂漠にラクダは好きだが、「来るなラクダ」と本気で思った。
昼食、様々な料理を好きなだけ食べれる。中国へ行き太って帰ることになる。右はタクシー2台でハミ王の墓へ。
ハミ王の墓、その入り口に中国ではポピュラーな3輪車が止まっていたので撮らせてもらった。
どの店にも果物の乾したものはあって、試食もできるのだが我がツーアーメンバーの買う基準はお姉さん・・・。
市場で高額紙幣100元札を使うと偽札チェックされた。