新津ツーリングクラブ 2018.07月 Web版 会報
ライダーにいつ
全国のライダーの皆様 ! お待たせしました。(別に待っていないでしょうか?)
2018年6月9日・10日の現地集合! 一泊ツーリングは能登、氷見温泉道中記の報告です。
さて、春のクラブのフォーラムで発表されて、ついにその日が到来。早いものですね。
今回も、私、爺恵寿(じぃえす) が会長の、お願いを受けての紀行文です。お付き合いください。
氷見まで片道で、おおよそ220キロ。もちろん高速は利用しない。
北陸方面は、何年か前の和倉温泉ツーリング以来である。その時は記録的大雨で、現地に集合した記憶がある。
さて、6月の微妙な天候、例年のごとし週間予報は毎日、変化しつつあった。最後には、なんと台風まで発生。梅雨前線が気の向くままの迷走状態となり、とりあえず走ってみないとわからないツーリングになってしまったのだった。
ツーリングの前日は晴天だった。台風の影響で最高気温も、6月としては異例の29℃となり、7月下旬並みとなった。この暑さで、人の気候感覚も麻痺するものらしい・・。
ところが、ツーリング当日は、なんと最高気温は20℃ になってしまったのだ。
前日との気温差は10度。なんと一日で4月下旬並みとなる。恐ろしき梅雨天候である。
なお、天気予報では、曇り・時々雨 降水確率50%と非常にあいまい。
さて、当日6月9日、早朝バタバタと荷物など積み込み、自宅を5時30分頃に出発する。
H本さんグループは、6時に出発すると聞いているので、休みながらいっても途中で合流予定できるはず。僕の一泊ツーリングでは、このパターンが多い。
愛車BMW GSの始動儀式。エンジンも快調だ。走行距離も9万9千キロ、地球を2周ちょっとか。
アイドリング回転数が気になる以外は良好である。タフな、20世紀製造マシンである。
さて、天候は曇りながらも雨の心配は、とりあえずないようだ。気温は低めである。
装備としては、気温低下の天気予報だったので、念のために軽め防寒対策、春先ツーリング仕様とした。結局、これが正解だった。やはり、走行すると風がちょいと寒く感じる。
国道116号にでて順調に走行する。
コンビニ・道の駅などで休憩をとりつつのソロ・ツーリング。自由気ままの走行で海を見ながら海岸線を走る。この時期、海を見ながらのツーリングは気持ちが良い。
10時頃に、能生の道の駅にて休憩する。バイクを止めると無線機に、グループメンバーの会話が雑音と共にポツポツ聞こえ始めた。だんだんと信号が強くなるので近づいている。
早速、クラブメンバーをコールする。まもなくH本さんから返答があり、まもなく到着するとのこと。
クラブのほとんどの方が、アマチュア無線の資格を持っているので、ツーリングでは連絡用に必需品である。ぜひお勧めのアイテムだ。インカムと違い、電波の到達距離が格段と違う。
しばらくして、H本さんグループが到着となった。
K田さんを先頭にしてH本さんをはじめ、12人ほどの結構な集団である。こうして見るとほとんどがリッターバイクである。だんだと、ハーレーのバイクも増えてきた。
大型バイクは、走っているときは最高だが、停まっている時の取り回しが大変なのである。
300キロの鉄の塊を操るライダーの気力にかかっている。
さて、昨日の暑さに油断して薄着となり、寒いおもいをしているメンバーもいるようだ。
軽く休憩をとったあと、次の目的地である親不知の道の駅へ向かう。
海沿いのくねくね道、くねくねトンネルなど変化がある道路を爽快にツーリングする。しかし、空模様も段々と暗くなり怪しくなってきた。
親不知に入ると、やはりポツポツと雨も降ってきた。
道の駅「親不知ピアパーク」に、ちょっと濡れながらも無事、到着する。
早々に昼食を済ませて、皆さん方カッパの着用準備をしていると、N野さん、W辺さんも到着し、これからお昼にするようだ。
混み合っている食堂で、各々食事をとりながら、これから先の情報交換など話題になる。
露店では、ご当地名物ヒスイが売られていた。加工された勾玉ネックレスもクールでカッコいい! が、諭吉クンが必要らしくパス。噂では、たまに浜に打ち上げられるヒスイもあるとか・・
さて、メンバーは手早くカッパを装着し、出発となった。新潟を抜け富山へ入ると、雨は徐々に止み、道路も乾いた状態となってきた。こちらでは、雨は降っていなかったようだ。
14時過ぎに黒部市にはいり、富山バイパスを走る。
だんだん交通量も増え、信号も多くなり渋滞ぎみになってきた。
とりあえず一同、富山市内のコンビニ休憩をおこなう。おのおの、乾いたカッパを収納する。
なんとH本さん、ツーリング前日に風邪をひいてしまい、今朝方は39度の熱があったそうだ。
それでも、気合をいれて参加したそうだ。熱も凄いが、ツーリング情熱もスゴイものだと感心する。
曇り空も段々と、明るくなってきた。
ところで、M山さん、今回のツーリングでも、ツーリング記録用に撮影係としてガンバッていました。
走行コース先へ、ツーリングシーンを撮影や、走行しながらの撮影など活躍していた。
今回も、総集編DVD「氷見ツーリング」、待っていますので、よろしくです !
個人的には、宴会シーンでの酔っ払いオヤジ達は撮影カットしてもらいたいけど・・(^_^;)
さて、その後一行は、広大な氷見湾を眺めながらのツーリングを楽しみ、そして氷見道の駅「ひみ番屋街」に立ち寄る。
まず目に入るのが、近くにある巨大な高さの構造物。なんでも地引網を引き上げる漁師をイメージしたという「比美乃江大橋」の巨大な柱部分。高さは51メートルあるそう。かなり遠くからでも目立つ。今回は渡ることはなかったが、機会があれば橋を走ってみたいと思う。
さて、広い観光スポットであり、じっくり見物したい所だが今回は時間の関係で、さっとの散策だ。
じっくり観光は明日のお楽しみにする。
さて、5時頃に、今宵の宿泊先「みちしお」に到着となった。
ナビ役が先導してくれているので安心できるが、絶対一人では迷う経路だ。(*_*; 宿は氷見湾が一望できる高台に位置している。
今回の参加メンバーは、22名ほど。初めてツーリングに参加された方もいる。
今宵はライダーたちと、温泉を楽しみ、酒を酌み交わしつつ、ツーリング話を肴に夜は更けていったのだった。
今回も楽しいツーリングでした。2日目は雨の心配もなく天候も回復し、快適なツーリングをされたと思います。また、企画されたツーリングクラブのスタッフの皆さんにご苦労様でした。
次回、メンバーまたツーリングで、お会いしましょう