今年も6月になり、いよいよ、恒例のツーリングクラブ・一泊現地集合の時期が到来した。

またまた、リポーターの御指名が K埼さんから来たので、私、爺恵寿ことGS・高橋が報告させて頂きます。
よく聞かれるのだが、爺恵寿はなんなん?
ただ答えは、BMWバイクGS・ジーエスの当て字に爺と恵比寿(エビス)さまを適当にシャッフルしただけです。 (^^;

さて、6月に入り、10日頃は気象庁も多忙になり、毎年ながら、週間予報がカメレオンのごとく変化していって訳が分からん。
もっというと、NHK・民放・ネットが違う予報を出しているのには、いかがなものか?と思いつつも、当日になる。

当日は、朝5時に起床。あたふたとまだ終わっていない装備を行う。空は覆う重たげな、どんより雲。
とりあえず早朝に新津を脱出すれば雨は・・など思っていたが、残念ながら出発前の雨・・カッパも装着する羽目となる。
結局、6時頃に出発となった。温度差のあるこの頃、早朝は気温が低いようだ。

さて、雨模様の49号をソロで走行する。無線で、H氏グループの交信音が聞こえている。どうやら、私の後方を走行しているようだ。

しばら、三川の将軍杉広場で休んでいると、H氏グループが到着する。
H本氏・K谷氏・K田氏・N村氏などなど みな、雨雲の具合とルートの情報を交換する。
以後、私もグループでのツーリングをさせてもらう。

本日のコースは、天候も回復を見込まれるので、霧降高原・時間があれば足尾銅山コースの予定になった。
会津坂下~県道72号を通り抜けて、芦ノ牧方面を目指す。坂下はやや渋滞気味だが、田園地帯を貫く道路72号は信号も少なく、
快適な走行が出来る道路である。
一ヶ月前には、このルートが好きでバイクで「大内宿」まで行ってきたばかりである。
だんだんと天候も回復し、ところどころ青空が出てき日差しが眩しくなってきた。

さて、順調に走行し、121号線・日光街道に合流し、芦ノ牧温泉付近のコンビニにて休憩する。
空は晴天状態である。皆さん、カッパを脱ぎ一息である。
とりあえずの、日差しの下、一時の団らんタイム・・この時間が好きだ。

一服し、ツーリングの再開・・奥会津の、新緑の山々を見ながら、バイクで駆け抜けていく風が心地よい。

途中、川治ダムにて休憩し、ソフトクリームを食べる一行であった。
天気も良好なので、次の目的地である霧降高原道路を目指すことになった。
いろいろと、天候によってルートプランも計画しているとの事、感心する次第だ。(^.^)

ツーリングを再開・・しばらく走行すると道路も段々と変化し、ワィテングロードとなり、つづら折り・ヘアピン道路へ。
180度折り返しブラスα道路といった方が早い。
いつまでもカーブが続いているような不思議な感覚である。今まで走行してきたようなカーブとは、ちょっと違う。
高原道路を無理やり開通させた代償のだな・・と感じつつも、それなりにの速度で、楽しめたのだった。(^^;

さて、ちょうどお昼頃に大笹牧場に到着する。とても見晴らしの良い、小ぎれいな高原の牧場だ。
結構、広い駐車場で、土曜日なので四輪・二輪とも混みあっている。
昔は、もっと狭かったようで観光地化で整備されたらしい。

クラブメンバーは、おのおのランチタイムとなり楽しんでいたが、しばらくすると怪しげな雲が出てきて、ポツポツと
あたってきた。おいおい、さっきまでは晴れていたよ~と溜息もでる。まさに山の天気は急変するのである。
しばし状態を見ていたが、皆さん、覚悟を決めてのカッパ着用となった。

さて、出発となった時に小雨の中、空には青空がのぞいてきた。
霧降高原・・名前の通りかなぁなど感心する。

またまた、くねくね高原道路を走行する。
噂には聞いていた、観光名所である六方沢橋からは霞んでいるが下界の眺めがよかった。さすが標高1,000メートルからの眺めである。

さて、高原道路を充分に満喫し 121号にて日光市に近づくと、今度は段々と渋滞になってきた。
週末の日光市街は混むと聞いていたが・・やはり・・すごいようだ。
結局、天気も回復し、日差しも戻った道路・・延々30分以上カッパを着て、のろのろ運転となった。
一番の原因は東照宮観光の横断の歩行者のようだ・・改善できそうなのだが・・

やっとこさ、渋滞を抜けて国道122号線を南下。新緑の山々・わたらせ渓谷鉄道のトロッコ電車を見ながら快適なツーリングだ。

さて、私たちの H氏グループは次の目的地、足尾銅山観光に突入した。
この施設の話は、H氏から噂を聞いていたので興味があった。(^^)/
各人、到着後にすぐに、着続けていたカッパを脱ぎ、ホッと一息。
雨なしで、着続けているのは体力消耗のサウナスーツになる。

この施設では、最初にトロッコ電車(アプト式)に乗車する事から始まる。
走行時、ガリッガリッと響く歯車の音に驚く。マニアは喜ぶようだ・・

坑道内部から展示が始まるだが、佐渡の金山坑道展示をも連想させる展示だ。
いろんな展示物があり、楽しめた。歴史好き・名所好きの濃いスポットである。
紙面上の省略するが、 (^^; もちろん、おすすめ箇所だ。

観光後、あとは今夜の宿「サンレイク草木」まで一気に走行する。
ダムに近づいてくると、カーブの連続で道幅が狭くなってくる。
山奥を走る感じ。
そして、夕方4時に到着となる。先に4台ほどバイクが止めてある。
ちょうどいい時間である。
部屋は、K田さん・N野さん、と同室になる。
風呂に入り、恒例の現地集合・宴会の幕は昇ったのであった。
皆さんと、今日の走行ルート・明日のルート・などの話・・まぁ、これが一番の至福の時ですネ・・
一泊ツーリングでは珍しく、午前様まで続いた第2部まで出席者が多数おられたよう。

さて、翌日は、昨日とうって変わって晴天となった。
草木ダムまで全員でツーリングを行い、記念写真を撮影。その後、解散となった。
おのおの、また、グループになり帰路につく。
天気も良かったので、快適なツーリングができた。

新緑の日光街道と、美味しいお酒を楽しめたツーリングだった。
走行距離520キロ程・・お疲れ様でした。



新津ツーリングクラブ 2017.07月 Web版 会報

ライダーにいつ


サンレイク草木温泉(群馬県)一泊ツーリング 

2017.06.10~11 
by 爺恵寿ヲヤジ