去年は川治路温泉、その前は平湯温泉と、内陸側主体のツーリングだった。 
今回は、久しぶりとなる東北方面である。

私は、男鹿、牡鹿と、このツーリングクラブで参加した記憶があるが、今回の田沢湖を訪れるのが初めてである。片道距離として350キロぐらいか。
今回のツーリング参加者は25名程だ。天気の様子も気になる。1週間前から予報を見ているが、この時期、やはり予報も難しいらしく毎日ちょっとずつかわっている。

7月14日、いよいよツーリング当日である。やはり天候は微妙の様だ。どんより曇っている。
この分では途中でカッパ着用だなと思いつつ、BMWのエンジンを始動、6時30分過ぎに自宅をでる。とりあえず7号線を北上予定のため新発田を抜け、北を目指す。
曇っているため、気温も高くなく走りやすい。
このごろ、一泊ツーリングは一人で走行、途中でどこかのグループに加わるパターンが多くなってきた。

さて、途中、胎内でガス補給をして休憩、雨があたってきたのでカッパの出番。さて、無線での話声も聞こえ始めた。先発組も近くにいるようだ。鶴岡市、道の駅、しゃりん物産館で合流となる。橋本さんを始め、10名程のグループ走行集団となっていた。結構、ツーリングバイクが多く休憩している。
どうやら、ここまで雨に当たらなかったとのこと。めいめい、食べる方、道路情報交換などなどをし、橋本組は、早々に発車していった。

私は、次の象潟の道の駅まで、ソロツーリングを楽しむこととした。天候は雨模様だが、日本海を見ながらツーリングするのは気持ちがいいものだ。
天候は曇り。たまに雨がパラパラとあたる程度。渋滞の酒田市を抜けて、おけさおばこラインとなる。とても良い道路だ。
鳥海山を眺めつつ、次の道の駅である象潟に到着。やはり、先発の御一行様も、到着済みのようだ。

内陸方面の山は雲が低くかかっている。もう、雨はお腹いっぱいの状態。しかし、この様子を見てカッパを、再び装着しているライダー多数。(残念!結果的には降りませんでした。)
さて、橋本グループが発車してから、私は、野村さん、吉井さんとで、田沢湖向け小人数部隊を結成し、先発組発車の後、まったりと走り出す。先頭はBMW GLの野村さん。ナビ装着の強みがある。

更に進路は北へ向かう。にかほ〜おおうち、までは、自動車道を走行する。対面通行だが、とても走りやすい道路である。走っている車両は流れも速いようだ。
105号線で大曲へ。この道路からは移動距離が長く感じる。山間部をゆったりと走行する。幸い、天候も回復し、雲の間からは夏の日差しである。さすがにカッパサウナ状態となり、大曲手前のコンビニで休憩をとり水分補給をする。

大曲地域は、雨が降った後もなく快適な走行となる。途中で橋本グループを抜いたり、抜かれたりし、午後4時頃に、田沢湖畔の今宵の宿 「一心亭」に到着する。先に橋本グループなど到着しているようだ。
やはり、3連休中となるので、この宿のお客さんも、横浜・京都など、珍しい四輪ナンバーが見られる。

さて、田沢湖を望む温泉につかり、今夜の宴会モードへと移行していく。なんでも、ここの女将さんもバイクファンという事で、若いころ(?)のハーレーと写っている写真も、披露されて、話が盛り上がった。

翌朝は、残念ながら雨模様。田沢湖も霞んでいる。
恒例の集合写真は、晴れていれば竜子姫像の前だったのだが、雨のため玄関前となる。
こういう写真も、過去には幾度とあったが、思い出としては変わらない。さて、撮影後、ライダー各自は三々五々、宿を後に帰路に向かう。

さて、私たち、2泊目移行コースメンバーは、野村さん・吉井さん・狩谷さん・そして私の4名で、次の宿泊地である月山麓の山荘を目指す。13号を南下し、昼は、ご当地グルメの横手焼きそばを食す。この日は、夕方まで雨。カッパ着用のツーリングだったが、結局、夕方に天候は回復する。

最上峡からは、のどかな田園風景が広がる風景の中、快適な走行が楽しめた。そして月山の山荘に着。温泉と郷土料理、そして、お酒とバイク話。最高!やっぱし、もう一泊は正解だった。
そして、3日目はドカンと晴天の猛暑日。いきなりの天気の変化に戸惑いつつも海沿いを走り、夏日を楽しみ帰路に着いた。この日はホント、暑かった。

全走行距離は、750キロ程。皆さん、ご苦労様でした。また、ツーリングでお会いしましょう!

新津ツーリングクラブ 2012.8月 Web版 会報

ライダーにいつ


田沢湖一泊ツーリング   2012.07.14〜15 
                       by Takahasi