新津ツーリングクラブ 2007.09月 Web版 会報
ライダーにいつ
あだたら高原ツーリング(福島県)
出発
新津ツーリングクラブ9月のツーリングは、福島県のあだたら高原へのツーリング、現地で解散で帰路は自分の気に入った道、グループで走り帰ってくるというもの。本日の参加台数は22〜23台。いつもよりちょっと多い。そしていつもよりちょっと早い7:00に集合、挨拶、コース説明などしてシュッパーツ!はいいのだけれど最初の信号で早くも列が途切れてしまう。
私は今回無線機の調子がいいので2班の最後尾を走ることになり、信号による列の途切れ対策の連絡をたくさんする日となったのです。
休憩
曇り空のR49を淡々と走り最初の休憩は「道の駅みかわ」ここでガソリン補給、遅れて参加する人などと待ち合わせ調整を行うのです。
休憩といえばバイ
ク乗りはバイク談義!特に新しいバイクで参加した人は注目を集め説明会となります。今日はBMWの新型とハーレーにバックをつけた人が注目されていました。
私の乗るバイクは5年前のオフ車、フェールインジェクションやABSとか無縁なので話題は提供できず、ひたすら聞いて感心するのみ。
セグウエイ
2回目の休憩は福島県は「道の駅にしあいづ」ここではセグウェイの試乗会をやっていて、準備をしているお兄さんが乗ってみますかとキター!。
私は早速乗せてもらうことにしたが、セグウェイは体重移動でコントロールするぐらいしか理解がない。お兄さん「スイッチを入れるとバーが自立します」それだけしか言ってくれない。
やっこら乗り、ついついハンドル(バー)を押したり引いたりすると、走らない止まらない曲がらない状態になってしまう。
そうこうしているうちにこつが分かり、曲がるときは軽くリーイン(ハングオン)、前進は前傾姿勢、後退はウイリーのような感じの体重移動でスイスイ。コントロールできるようになると面白い乗り物だ。
なお試乗は無料だが1回の講習料が400円必要となっている。ちなみにセグウェイ欲しいと思いネットで調べたら一台約100万円!やっぱりまだタイヤが前後についている乗り物のほうがいいや・・・。
霧雨
R49の猪苗代湖からR115に入り標高が高くなるにつれ霧が濃くなってくる。視界が悪くなるのはしょうがないのだが霧雨となって衣服がバシャバシャになってきた。
とてもだめだーとのことで駐車場で全員がカッパを着るが、この様子ではあだたら高原も視界が悪いと思え残念な気分になってくる。気を取り直して下りの気味の道路をまた走ると霧雨が止み、カッパはいらなくなった。一句できた「バイク乗り、カッパを着ると、雨が止む」
あだたら高原
左右の連続カーブが続く山道を走り岳温泉街を抜け12:10あだたら高原へ到着。
視界も霧で50m位しか無く高原の風を感じことはできそうもない。広い駐車場に霧で水滴がたくさんついたバイクを止め、徒歩でレストハウスへ向かうのだが「洗うのが大変だー」とハーレー乗りの嘆きの声が聞こえた。新型のBMW氏もそう思っているだろう。
フッフッフッ新型車や高級外車はきれいにしておくという掟があるから大変だろう。私のはオフ車、きれいだと走らないやつと思われるから汚れてた方が良い。(でもやっぱり洗うのは面倒)
レストハウスで昼食
到着後すぐに集合写真を霧の中で撮る。昼食後だと霧で見えず集まれないかもしれない、と言うのはちょっと大げさだが集合写真の短時間の撮影でも、バシャバシャになるのだった。早くレストハウスのへ入りたい。
レストハウスはスキー場のロッジも兼ねていて、とてもひろーい。20数人が食べたいものをしつこいくらいバラバラに注文するが、さすがスキー場のロッジ、テキパキと注文をこなし滞りなく出してくれる。私はラーメンを頼んだがちょっと少なめ、この後の休息場所でもう少し食べる予定にしている。
また観光用のスキーのゴンドラが動いている。霧で何にも見えないが乗る人はいるのだろうか、ともかく動いている。まぁお金を払って霧を見るのもいいかもしれないけど。
解散
昼食後、各自みやげ物を買ったりレストハウスにある智恵子抄コーナーを見たりして、十分あだたら高原を満喫・・・違うレストハウスを満喫し副会長の安全に走り来月も走りましょうの挨拶で解散。おつかれさまでした。
ここから思い思いの道で帰ることになるのだが私は福島、新潟の県境にある室谷林道を走るつもりでいる。しかしこの辺は道が分からない。
本隊グループは喜多方へ出て西会津へ向かうとのことで、喜多方までついて行くことにしよう。
「道の駅つちゆ」
あだたら高原をバラバラに出発したしたメンバーは、ほとんどの人が「道の駅つちゆ」で集まってしまった。またわいわいと交流するのであった。ここはもう快晴、暑くてしょうがない。全員が着てきたカッパを脱いでしまった。
私はここにしか無いという蕎麦のアイスクリームを食べてみた。味は蕎麦というより蕎麦がきの味がした。次に来た時にまた食べるかといえば、食べなくていいなー。
更にあれも食べてこれも食べてと、膨らんだおなかをさすりながら満腹、満腹。
ツアーメンバもそれぞれに遅い昼食?を食べていたようだったけど。またここでかいさーん。R115を走り喜多方へ向かうグループと、来た道の猪苗代湖へ出るグループがあった。
室谷林道断念自宅へ
私は喜多方より柳津へ出て室谷の林道へと進路をとるが「道の駅つちゆ」を出発したのが15:00、この後室谷林道を走ろうとすると入り口で17:00頃になってしまう。
更に林道を走れば日は暮れてしまう。夜間の林道はちょっと心細い。よし無理はしないことにして断念しようと深く考えずに、最近は根性無しになってしまったなーと思いながら喜多方、西会津へ向かうのであった。R49号線を淡々と走り自宅へ16:30に着、荷物を降ろし風呂へ入り本日のツーリング終わり。
作家の高村光太郎の妻である智恵子が東京には本当の空がないと移り住んだ安達太良は、9月2日も本当の空はなかった。またいつか行って本当の空を見なければと、風呂へ入りながら思うのであった。楽しい日だったな。
かわさき




















