新津ツーリングクラブ 2007.07月 Web版 会報

ライダーにいつ
・出発・

前々から、雨さえ降らなきゃイイんだ、雨さえ降らなきゃイイんだ。と口を酸っぱく言っていたのに台風が来てしまった。
今回は御神酒をガバガバ上げたつもりもないんだけどなぁ。。足りなかったのか??そんな事を言ってても始まらない。水曜に準備を整えて土曜早々に出発。今回は往路はソロで行く事にした。
朝3:30、朝って言うより夜中に走り出す。三川のコンビニで眠気覚ましを飲んで雲行きが怪しいから雨具を着込んで再出発。
五十島トンネルを抜けた所から雨に叩かれ始める。黙々とトラックにくっ付かれながら会津板下のコンビニへ。そこで休んでいると4:00過ぎからパトカーが巡回して来てぐるっと廻ってサイレンを鳴らしながら走り去っていった。
其の後もR49を走ってR294に抜けた。朝早すぎて何にも無い。1時間に1回休憩を取りながらひたすら南下。

・GS・

6:00を過ぎてガソリンも心許無いし腹も減ってきたしガソリンスタンドとコンビニが並んでる所を見つけてそこで休憩。
スタンドは7:00にオープンするみたいだからコンビニおにぎりを雨の中食べながら待っていても店の人が誰も来ない。時間になっても来ない。
仕方なくココはあきらめて走り出す。しばらく行くとやっと山間部を抜けて開けた市街地に入っていく多分、白河かな?
ココのスタンドは開いていてやっと給油。店の人とチョット話をして茂木に行くと言ったら抜け道を教えてくれた。
バイパスまでの抜け道で、ホントに簡単に抜けてしまう。7:30には栃木県に入ってしまう。

・霧雨・

雨は上がって雨具を脱いで走っていると今度は霧雨になってきた。
メッシュジャケットだと肌寒いけど雨具を着ると暑い。とりあえず、雨具の上だけ着て行く。
バイパスに上がってしまうとこれまた、何事もなく進んでいく。9:30には大子町付近を通過。10:00に茂木町に入った。
いつもは高速を使って下道で来るのは初めて。いつもと違ってどこら辺に居るのか良くわからない。なんとなく、あの山がツインリンクもてぎだな。とか思いながら進んでいく。「↑15KM」なんて看板が出始めると嬉しくなってくる。わかる道に出てツインリンクもてぎへ。

・Honda Collection Hall・

北ゲートからツインリンクもてぎに突入。コースとパドックは、翌日イベントがあるから立入禁止になっていた。
目的はコレクションホールだからあんまり気にしない。コレクションホールに入ると雨のせいか、誰も居ない。
誰も居ないから寝っころがって写真を撮ってみたりする。警備のオジサンに話をすると展示内容とか展示物の場所、スペックが全部わかっている。
南棟の2階の何列目の何台目の何年製造でスペックがナンタラカンタラ〜って完璧だった。掃除のオバチャンも完璧だった。
2時間半ほど遊んで宿に向かう事にした。

・袋田・

外に出ると本格的に降ってきた。R123からビーフロードを抜けてR118へ。
流石に疲れてきた。雨の中10時間以上走るのは大変だ。能登の時よりイイけど。。。
まだまだ、時間もあるし滝でも見に行こうと思って行ってみたけど御土産屋のニイチャンにずいぶん遠くに停めさせられてやっとこ歩いて行ったら入り口で300円とか言われてカチンと来て、河川は国の管轄なのに何で金払わないといけないんだ?
という事で見ないで宿に向かった。宿には2番手?3番手だったのかな?

・宿・

今回の宿は北條館別館.。私が着いて間もなくゾロゾロと皆さん到着。
流石に台風が近づいているから4輪で参加の方も居た。
温泉でさっぱりして、宴会の始まるのを待つ。が、いつも宴会の司会進行のS氏が欠席で私目がピンチヒッターになっていて進行をメモって、席順のくじ引きを作ったりしていた。
くじ引きは若干数が合わなかったみたい?オレがやるとそんなもんだ。ウンウン。それでも恙無く進んで行った。
2次会は、この雨で疲れたのか少人数だった。けどなかなか思う所があって面白かった。そうかぁ、オレのクラッチはこんなだったのかぁ。
朝になっても雨は降っている。ロビーで記念撮影をして解散になった。
復路は本隊に混ぜてもらう事にした。

・復路・

雨もヒドク降っているし道の駅奥久慈だいごで御土産を買ったらさっさと帰ろうと言う事になった。R118を北上。
途中、小休憩を挟んで芦ノ牧で昼食。ドライブインに入るとメニューの上に「大盛りは出来ません。」とハッキリ書いてある。それでも事務局H氏は大盛りは出来ないの?と聞いてみるが、出来ません。と返事が返ってくる。じゃぁ、ラーメン2杯。って事となって新たな伝説が誕生した瞬間だった。其の後も黙々と走り続けて尾白で私は流れ解散になった。

解散直前にメインタンクがガス欠になって満タンで230キロしか走らなくなっちゃったの?ってガッカリした。
スタンドに寄ったりして帰ってきたのが4:00前でした。

今回の走行距離は530キロ。参加人数は30名。台風が来ようが、4輪で来ようが、交通手段を問わないんだし無事に帰って来れればそれでイイんだ。



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 私の一泊ツーリング帰り道  by 中野  ■■■

今回は、スズキGN125Eという昭和57年に発売された古典的なバイクでの参加、とても快適なコミューターです。
今日も宿からの出発は雨降り、宿である北条館先の信号機を皆は自宅への帰路方向へ右折したが、私は左、水戸方向へR118を南下した。
目的は5月の連休に通ったこの道を逆走して、なつかしい場所を訪れる為である。暫く走って、あの時に休憩した自販機コーナーやコンビニに到着、思い出が甦る・・・。

水戸市手前の那珂市で給油、小排気量車はさすがに燃費がいい。次に、走破目的である茨城街道といわれるR349始点近くよりひたすら北上する。
平地から山あいに景色は変わり、竜神峡吊り橋にも寄った。更に北上したR349は、一度R118に合流するが直ぐに右折、5月にも走った矢祭町から鮫川村方面と進む。
この辺はアップダウンや小さいコーナーが続き私好みの緑がきれいでとても癒される風景となっている。鮫川村で天狗橋という一枚岩で出来た天然の橋を見に渓谷へ歩いて降りるが、そこでステン!腰や尻が泥だらけになったが渓流の濁り水で洗う。

雨のR349を北上、淡々と走り古殿町を通ってようやくR49にでることが出来た。その昔、ある雑誌のクイズラリーで走っていたところでもあり、懐かしかった。
また私は、ここ3週、毎土曜日に500km位ずつ、福島県浜通り、中通りの道を、立て続け走っているが、先週走ったR49の上の霊山町R115までのR349と繋がったのがうれしかった。

R49からは自宅へ向かう、途中の食堂やコンビニには、ずぶ濡れ姿ではとても寄れない。上戸駅に立ち寄り、午後5時ころ持ち合わせの潰れたパンで遅い昼食をとる。とても侘しい。
西会津夕方6時半頃には雨が止み、弱い日差しが西の雲間から降り注ぐ、昨日から降られっ放しの私には、とてもありがたいものだった。



■■■ 袋田一泊ツーリング  by koda ■■■

恒例の一泊二日のツーリングは3〜4日前から準備をし、当日を迎えた。秋葉区役所を午前6時にGS850、GSF250、FLST1450、GSX1400×2の合計5台で一路袋田を目指して秋葉区役所を後にした。

時間が充分にあるため、途中の道の駅で休憩を十分に取り、体力の温存を計った。国道49号からから国道118号の芦ノ牧温泉入り口までは曇り空で雨に襲われず快適に走行したが芦ノ牧の休憩から、雨が当たり始めた。
この先は多分雨だろうと覚悟を決めて、雨具を装着し、昼食をとる予定の白河まで走行。

芦ノ牧からは車が一台加わり、合計6台で走行。国道118号線から羽鳥湖で県道37号線に入った。濃霧のため安全を考えて、低速通過した。走行中、きれいな緑を見ることが出来て良かった。
白河で国道289号線に入り、町を少し抜けたところで昼食をとった。国道289の沿道はフラワーワールド、白河の関などがあるが、あいにくの雨で想像でしか感じ取れなかった。

国道289号線から118号線に移り袋田の宿を目指した。途中矢祭町付近の景色は日本の原風景を彷彿させるさせるものでとても良かった。さらに、道の駅に立ち寄りながら、無事に宿に到着。

夜の宴会はいつものように盛り上がった。疲れていたので、早々に就眠。翌朝は雨だった。台風の影響で段々激しくなりそうなの早々に解散後宿を出発した。

帰りはDR250、XJ1300が加わり合計7台になった。途中道の駅(大子)に立ち寄り、土産を購入し一路白河を目指した。雨は気分が滅入ってしまうので、この雨を楽しむ気持ちでバイクを走らせた。

帰りの無線の数は少なく、無言の状態続いた。皆さんは孤独と闘って居るように感じた。しかし私は雨を楽しんでいた。
白河のコンビニでトイレ休憩後、一気に芦ノ牧に向かった。芦ノ牧で昼食をとり早々に新潟に向かった。福島県境を過ぎ処のトイレで一応解散した。今回のツーリングは雨天であったが、楽しいバイクツーリングが出来たことはとても楽しかった。また、機会を見つけてソロで走ってみたいという気持ちになった。





 私の一泊ツーリング
 帰り道

         by 中野
2007年7月14〜15日   
初夏の奥久慈路を走る
湯の里袋田温泉ツーリング
           by 伊藤
  本隊グループ先導
 袋田一泊ツーリング
         by koda