新津ツーリングクラブ 2006.10月 Web版 会報

ライダーにいつ

1.集合
 新津ツーリングクラブの定例ツーリングは年5回、10月の今回が'06年最終ツーリングとなっている。走行距離はあちこちの美味しい物を食べるため、短めに設定されている。走り屋には物足りないかもしれないが解散が早めなので走りたい人は更に走れますというツーリングになっている。
午前8時、集合場所に文字通り着々と集まる参加者は14名。途中から2名が加わるので総勢16名、いつもより少なめとなった。
会長あいさつの後2班に分けたメンバー、コースの説明など打ち合わせをして出発。

2.山間の道を走る
 今日の天気予報は曇り、最高気温は26℃まずまずのツーリング日和り、新津から加茂R290を通り道の駅漢学の里「しただ」へ。今ルートは山間部を走る三桁の国道を走ることから道路脇にはススキがたなびき、山中には実った栗の木がたくさんあり秋の気配を十分感じさせてくれる。
その山間の道を2列縦隊の千鳥走行(スクランブル走行とも言う)で淡々と走り道の駅しただに予定より早く9:00に着いてしまう。
道の駅「しただ」ではレストラン、売店も開店しておらず自販機で飲み物を買い求めるしか無い。五十嵐川渓流にある八木鼻の絶壁が見える広い駐車場で、参加のバイクで歓談!する。
 今日のコースあまり早く走ると昼食場所に早く着いてしまうため、たくさん歓談する必要がある。ABS、フェールインジェクション装備などの新しいバイクの人ほど話題がある。今はコンピューター制御のバイクの時代なのだ。私のバイクは古くて浦島太郎状態であり話題が少なく寂しい。
時間があるため集合写真を「大漢和辞典」の編纂者、諸橋轍次博士の記念館で前で撮ってみた。当然開館時間はまだであるから入れない。勉強の嫌いな私には入れない方が良かったのかな。朝のうちに集合写真を撮ったのは初めてである。

3.道の駅「とちお」
 道の駅「しただ」で十分休んだ後山間の道をを通り道の駅「とちお」へ。ここでは揚げたて熱々油揚げが食べれる。数年前までは栃尾の街中で揚げたてを食べたがバイクといえど10台以上の駐車は交通渋滞を招くことから道の駅「とちお」で食べるようになった。
朝10:00開店のキオスクの油揚げ店では薬味として新メニューのキムチがあり、早速食べてみた。揚げたての油揚げはボリュームがありいつも美味い!薬味としてのキムチはスープであり次からは食べなくてもいいかなー。
油揚げキムチ味が辛めだったことからアイスクリームに目がいき、隣町小国は銀杏の産地、銀杏のアイス最中を食べてみた。ラベンダー、わさびアイスなどは食べたことがあるが銀杏はない。どんな味だろう・・・パクり、銀杏の殻によるツブツブが入っているようで味はバニラ味に近い。銀杏の味はあまりしなかった。しては困るけど、まあまあの味だった。
 他に名産の和菓子できれいな丸鯛が売っており1個だけだが子供の土産として購入した。私事になるが私の家内は栃尾出身である。帰ってから家内に見せたら丸鯛は大きくて食べきれなく小さいときから嫌いだったとのこと。家内の土産じゃない子供の土産だー、子供は半分ほど食べてくれたが。

4.そば処
 メンバーはそれぞれ栃尾の味を十分満喫して道の駅「とちお」を出発。長岡悠久山の山腹を通りR17へ出て信濃川を渡りR117小千谷へ。めざすそば処やまぐちは信濃川を背にした国道117沿いにあり予定より少し早く12:00着となる。
店は満員だったが予約してあり2階の予約席へ、窓からは深まりゆく秋の気配が感じられる信濃川、悠久山の山々が眺められる。
そばといえばダイナミックな器のへぎそば!、全員で16名だけど30人分作ってもらう。美味しいが故にそれでもちょっと足りなかったようだ。
店の2階は他の客はおらず貸し切り状態で横になることができた。私は小さい頃から食べてすぐ寝ると「牛になる」と言われていたがゴロン、気持ちいい!。30分ほど牛になれて最高である。
ツーリングのメインである美味しく食べたそば処やまぐちの店の前で記念撮影をして出発。
 相変わらず三桁の国道は山間を走るのだが途中のR7を横切る際めずらしく道を間違えインターチェンジをくるくる2回まわる。先頭のH氏曰くおばさんがいて気になり間違えたとのこと、・・・私は知っている。そのおばさんは狐だったことを。

5.道の駅「わしま」
 片貝から越路長岡を抜け出雲崎へ出てR116を走り、道の駅良寛の里「わしま」へ着く。
ツーリングクラブ切ってのラーメン好きのH氏は、そばがやや足りなかったこともあるのか食堂でラーメンを頼もうとするがメニューにそば、うどんはあるがラーメンは無い。店の人に確認するが無いとのこと。ラーメンの無い道の駅があるとは!ラーメン好きのH氏驚いていたが帰る途中どこどこのラーメン屋へ寄るとか呟いていた。
来年もこのコースとなったらこの道の駅はコースから絶対に外されるだろう。とはいうものの私も食べるつもりでいたのだが・・・。

6.解散
 ツーリングコース最後の道の駅「わしま」で十分休憩を取った後、全員集合で解散のあいさつ。副会長より年度最後のツーリングみなさんの協力で無地終了、走り終えても交流を深めましょう!お疲れ様でしたで解散。
解散は午後の3時半、それぞれ走りたい人は走るし、食べ足りない人は食べられる。私は40qある自宅まで何処も寄るところもないので一人で帰って16:30に家へ到着。
今回のツーリングは各地のグルメツーリングとなり走行距離は160qと比較的短かい。親子でタンデムで参加した人がいたが、私も来年は子供を乗せて走ろうかなー思っている。
 シーズンを通して事故や怪我も無く楽しくツーリングができました参加されたみなさんお疲れ様でした。また走りましょう。     かわさき
小千谷ツーリング  (新潟県長岡市)