秋ノ宮ツーリング （秋田県湯沢市秋ノ宮）
2006年初夏の東北路を走る湯の里『秋ノ宮ツーリング』、秋田県の最南端、栗駒山系の秋ノ宮温泉めざしてのツーリングだ。
＝出発＝
今年3回目のツーリングは恒例の1泊ツーリング。私は思いもよらず腰を患ってしまい初乗り、初ツーリングになってしまった。
車で行くべきかバイクで行くべきか悩んだあげく、今まで自重して来たんだし大丈夫だろう。やはりココはバイクしか有るまい。とバイクで行く事に決定。
7月8日の朝4時に起きて空を見ると、青空一つ無い曇り空。周りの山も見えない。
マーフィーの法則的に言えば、車で行けば晴れるバイクで行けば･･･。ｲﾔｲﾔ、バイクで行くしか有るまい。準備してあるし･･･。
久々にXJRが(曇ってるけど)陽の目を見る。荷物を積んで、宿の近くにラーメン屋が無いと聞いていたので、カップラーメンも載せる。
まだまだ身体も万全とは行かないので、磁気バンソウコウを腰と肩と足に貼って、コルセットを巻いて、膝パットを付けて、6時頃出発。
＝R290～R7＝
村松を出発して旧安田を抜ける辺りから霧が出てきた。山の中は雨だろうか？と不安になりながも、ココまで来たら仕方がねぇ。そのまま突き進む。
新発田に入ると霧も晴れてきた。新発田から国道7号を北上。まだまだ早朝で車も少なく快調に走る。途中、コンビニに立ち寄っていると橋本さん達6台が通り過ぎていった。
道の駅あつみで休憩すると聞いていたので、私も向かう事にした。
＝合流＝
道の駅あつみに着くと皆さん結構お集まりで蕎麦を食べていた。間もなく川崎会長もやってきて、ココで始めて今回のツーリングレポートを依頼された。
「??、えぇ～?」まさかｺﾉ私目がレポートを書く事になるとは･･･｡（全くアイデアも無く、夜中に乏しいボキャブラリーを総動員で書いていますが、まだまだ続きます。7/11現在）
道の駅あつみからは、橋本さん達6台に合流して行く事にしました。なにせｺﾉ後のコースを全く考えていなかったもので･･･。
道の駅を出てしばらく行くと対向車線を秋田から参加の鈴木さんが走って来てすれ違って行ってしまった。
鈴木さんは道の駅で折り返してきて合流しました。このメンバーで晴れて暑くなってきた山形秋田路を直走って行く。
＝庄内観光物産館＝
何事も無く次の休憩ポイントに到着。ココでは海鮮やだだちゃ豆（枝豆）メロンパンや色々ある。
狩谷さんが今が旬の岩ガキを食べると言うので売り場に行ってみる。箱にｺﾞﾛｺﾞﾛと入れられている岩ガキを自分で選んでその場で剥いてもらう。
掌もありそうな大きさの岩ガキで新鮮なんだけど、今食べて当ったらどうしよう。と、とりあえず私は遠慮したが、いずれは勝負しなければなるまい、などと密かに思っていた。
ｳﾏｲｳﾏｲと狩谷さんは岩ガキ2個とだだちゃアイスを食べて、我々は横目でｿﾉ喰い合せは大丈夫なんだろうか？と思っていると、岩ガキの鮮度が落ちない様にアイスで冷やしているんだ、と言っていた。
今現在、具合が悪くなったと聞いていないから大丈夫だったんだろう。
＝戸澤藩船番所＝
1時間ほど走って最上川船下り乗船所に到着。丁度お昼という事でココで昼食になった。
お土産屋の食堂でお勧めを聞くとラーメンという事で皆でラーメンを注文。私と出羽さんはラーメンセットを注文。ラーメンセットと言えば普通ご飯モノが付いてくるが、何故か餡蜜とコーヒーのセットになっている。
餡蜜なんか喰うのは何年ぶりだろうか。まぁ、美味い。コーヒーは挽きたて。しばらく休憩して再び出発。
＝R13の途中＝
宿に入る前に給油をする事になってスタンドに入る。２列に分かれて給油をしていって、私の番が来たので必死にセンタースタンドを立てていると、「あぶなぁ～～い!!」鈴木さんが叫んだ。
「なになに??」と顔を上げると隣の列のお嬢様が乗っているホーネットがゴロリ。すかさず橋本さんが起こして事無き(？)を得る。
その後、道の駅おがちを目指して走っていると長くて細くてやたら暗いトンネルに入っていく。
偏光サングラスをしていたから、トンネルに入った途端に、天井のランプとバイクのテールランプ以外何も見えなくなってしまった。目の前のテールランプだけが頼りの物凄く恐い思いをした。偏光サングラスも考えものだなぁ。トンネルを抜けて、パーキングで休憩。
＝道の駅おがち＝
本日最後の休憩。ココでも橋本さんがラーメンを喰うと言って食堂に消えていった。昼飯から２～３時間しか経っていないんだけどなぁ。
駐車場に渡辺さんのバイクを発見。見るからに林道を走って来たようだ。
＝秋の宮山荘＝
道の駅おがちから途中道を間違ったりしたけど難無く到着。着いてみると、すでにほとんどの参加者が到着していた。
宿は思っていたより数倍デカくて新しい。３月のフォーラムの時にもらった資料だと玄関の軒先しか写真が無いから想像も難しかったけど。
部屋に荷物を置いて、暑くてベタベタの体を温泉でリフレッシュ。部屋に戻ったらビールを一飲み。宴会が始まるのを待つ。
時間になって宴会場に移動。宴会は、会長挨拶、自己紹介そして子供達の乾杯で始まった。
皆さん親睦を深め、二次会三次会と流れていった。私は３次会で脱落。
そのまま朝になってしまい、持参した夜食用カップラーメンは食べる事無くそのままもって帰る事になった。
温泉の朝はﾔｯﾊﾟﾘ朝風呂。ゆっくり浸かって朝食へ。朝食はバイキングで好きなモノを好きなだけ食べる。そして、９時に集合写真を撮って解散となりました。
＝復路＝
帰りは、来た時のメンバーで来た道を帰る事になった。しかし、昨日同様暑い。蒸し暑い。
羽黒山に差し掛かった所で雨が当り始める。慌てて雨具を着込んで走り始めると数分で雨が止んでしまった。
タダでさえ暑いのに、雨具なんて着ていられない。羽黒山を超えたスタンドに寄って給油をして、雨具を脱ぐ。
庄内観光物産館で昼食。ついに岩ガキと勝負をする時が来た。レモンをかけて食べてみると甘くて美味い。ついでに、雪苺姫なるモノを食べてみた。
ショートケーキを餅で包んだ大福で、美味い。粉がポロポロ落ちて柔らかいからﾁｮｯﾄ食べづらい。
ココで鈴木さんは帰る方向が違うので解散となった。
何事も無く走っていって新発田の渋滞を抜けようとしていると無線が入ってきた。バイク２台が田圃に突っ込んでいると言うのだ。でも、我々が通った時は事故は無かった。
ツーリング参加者だろうか？と一抹の不安を感じたが、どうやら参加者ではなかったようだ。
事故に遭われた方は災難だろうがツーリング参加者・関係者じゃなくて良かった。めでたしめでたし。
水原を抜けた辺りからまた雨が当り始めた。もうじき家に着くからどうしたモノかと思ったけど、雨具を着る事にした。
小降りで新津I.C.に着く頃には、コレがまた止んでしまった。
私は新津I.C.手前の土手で解散。そのまま家路に付いた。自宅到着が5:45。走行距離は測り忘れていたが600㌔弱でした。
参加人数は写真で見ると38人です。 By伊藤
