新津ツーリングクラブ 2005.9月 Web版 会報

ライダーにいつ


妙高(苗名滝)ツーリング  (新潟県妙高市苗名滝)


1.現地集合・解散ツーリング
  9月の定例ツーリングは長野県と新潟県との県境にある落差55mの苗名(なえな)滝。「日本の滝百選」の一つで、関川渓谷の雪解け水を集めて落ちる勇壮な滝をめざしての現地集合解散するものでした。現地集合・解散とはなんぞや!ですが、時には気ままに走ってバイクを楽しもうというものです。
4日朝5時、雨である。この雨は中止か決行か判断が難しい降り方であり、もう走り出している人から情報が入る。新津地域以外は晴れているとの無線連絡で決行!。誰か新津で精進の悪い人がいるのかな〜。ん私ではないよ。
参加者は長野からの参加も含め総勢17名となり、苗名滝の名物なのかな?流しそうめんをたくさん食べ、更にハイキングもして十分過ぎるほど体力を使って滝を見ない?で楽しんできたものです。

2.どこを走ろうかな
 苗名滝は新津から約150q、地図を持たなくても行ける場所でもあり長岡、柿崎からR8、R18の新井へのコースとすれば集合時間11:30に十分に間に合うだろう。
そう思って準備をしたらいつもの通り出発が遅くなり、更に雨も強く降ってきて、やばいなーと思いつつカッパを着て走り出す。
急いで走ろうとするせいか高速三条燕ICを見たら素通りできなくて、ツツーと高速道路へ入ってしまった。オフロード車での高速道路は何時走ってもおもしろくない。これが無料だったらおもしろいんだけどね!。
やっこらと走り柏崎ICで下りR8を柿崎まで走り新井方面へ進路をとる。このあたりで早朝に出発した人たちに追いつくかもしれない。

3.道中
 柿崎R8から新井までは県道となり、見渡す限り田んぼが広がり稲も黄金色の穂を出して輝いている。AM9:00その途中道の駅よしかわ杜氏の駐車場をみると、いました、いましたよバイクの集団が。天候はまったくの晴天であり暑くなり始めている。
休息していた先発隊のけげんそうな視線を感じながら急いでカッパを脱ぐ。出発したときは豪雨だったと説明するんだけど・・・。
私の次に到着した野村氏も遅く出て豪雨のため、やっぱりカッパを着ていた。なんだかんだと冷やかされながらて急いでカッパを脱いでいた。やばいよ雨男にされてしまう・・・。
私は快晴祝いと称しながらアイスクリームを買ってしばし歓談をして、6台ほどのグループについてゆくことにした。
R18の妙高高原から、たぶん妙高山へ向かう道であろう舗装された林道を、数q走ると苗名滝に着く。休日の昼食時でもあり駐車場はいっぱいで、バイク10数台が駐車できるスペースがない。仕方なしにやや下がった駐車場に止めて到着!。

4.苗名滝に到着
 苗名滝に到着はAM11:00であり11:30〜12:00の集合時間だから駐車場で少し待つ必要がある。早朝の雨で参加をためらう人もいると予想され、参加者7〜8名くらいかなと予想しながら参加者の到着を待つ。
長野から参加の柳沢氏から本場のリンゴをいただいた。ごちそうさまでした。ハーレーのサイドバックにリンゴを入れてこられたのですが振動は大丈夫だったようです。また来月もよろしくなんて!
そうこうしているうちに予想に反して次々とバイクが到着してくる。おー今回も参加者は多かったとみんなで話をしていると、何と「くるま」に乗ってきたバイク乗りが2人来た。
雨で中止か決行か分からずとりあえず車で来たとのこと。バイク乗りがバイクを降りてどうする!とみんなからひんしゅくを買っていたようです。まあ来るだけいいのかもね。

5.流しそうめん

 苗名滝近くの食堂では昔から流しそうめんが名物みたいにある。何であるのか分からないが大昔からからあるらしい。恐竜時代からかもしれない。興味がある人は確かめてみてほしい。
12:00、時間になり食堂に入って、川の流れが見える席に座って流しそうめんを二人前食べて満腹、満腹。店の庭では竹筒を使った流しそうめんもできるのだったがやっていなかった。竹の流しそうめんは珍しくないのだが、流したそうめんが箸で取れなかったら排水溝へ落ちる作りになっている。
すくえなかったらもったいないとの話題になったのである。まあこのバイク集団は竹筒の流しそうめんを取り損ねる人は一人もいないと思いますけどね。

6.徒歩で滝をめざして
 名物の流しそうめんをおいしく食べた後は、苗名滝まで徒歩で約15分歩いて向かうことにする。食堂を出る頃にはガスが出てきて辺り一面は白くなってきた。
いつもはバイクで走ったり、夜の飲み会でしか会ったことがない人と山道を歩くのである。ハイキングみたいで何か妙な感じがしてしまう。私は盗難に会わないように10sどの荷物を持ってきて、5sのオフロードブーツであり15分ほど歩く山道はきつかったー
めざす苗名滝にはガスがかかり、雄大な流れは見え隠れしてはっきりとは見えなかった。見えない滝をバックに記念撮影。このページの一番上の画像がそうですが説明がないと、ただの山賊の集まりです。
「ないな滝」とだじゃれを言いながら帰りの道を歩く御仁がおられた。言うと思ったんだ!。やっこら歩いて食堂へ戻ると石井夫妻がBMWに乗って到着、さっそく流しそうめんを食べながらしばし歓談。地域の行事があり抜けられず遅くなったとのこと。ご苦労様でした。
最終人数が確定したことから食堂前でまた記念撮影をして、帰りの道中の安全をみんなで確認してそれぞれの帰り道に向けてかいさーん。

7.帰路
 早朝先発したグループは同じメンバーで帰るようである。聞けばゆっくりと走りまたラーメンを食べるのではないかという。ソーメンをたくさん食べたのに!。まぁ人のことはどうでもいい、私は家へ帰り、終わっていない仕事を片づけなければならない。急いで帰ろう。
妙高高原はガスが出て視界も悪く小雨が降ってきた。カッパを着なければと思いつつ面倒なので着なかった。海岸に近い所まで走れば晴れるだろう。そう思っていたがその通り晴れて一安心。来たときと同じ道、そしてまた高速を使って帰ってきたました。
おおよその走行距離は300q、たくさん走って食べて人と話して楽しかったですね。旅(たびと)は「たべ」(賜べ、給べ)に由来するそうです。食べ(たべ)にもつながります。今のツーリングはその通りだったですね。来月もよろしくです。

 かわさき

天気の良いときの苗名滝のパクリ画像です